Javaレッスン入門

HTMLとCSSの教科書を一通り終わらせたため、先日のレッスンからついにプログラミング言語Javaのレッスンが始まりました。


まずはJavaでプログラムを組むために「JDK」というツールをインストールする必要があります。

インストールと設定の手順は以下の通り。

Javaインストール手順

1.JDKをDLする
http://www.oracle.com/technetwork/jp/java/javase/downloads/index.html
http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/jdk8-downloads-2133151.html

2.パスを通す
システム→詳細設定→詳細設定タブの環境変数→システム環境変数のPathを編集

変数値を一旦コピーしておく。(変数値を一文字でも間違えると動かなくなってしまうため注意すること。)

JDKが入っているフォルダまでを道筋をコピーして、先ほどコピーした変数値の頭に張り付ける。
「C:\Program Files\Java\jdk1.8.0_111\bin」の場合binフォルダの中にJDKが入ってます。


インストールできたらいよいよプログラムを書いていきます。

書く際は、HTMLやCSSと同じようにエディターで書いていきます。



コンソール画面に文字を表示するだけのプログラムを書きました。

class Hello {                                           //クラス宣言
    public static void main(string[] args) {      //メインメソッド ↓
        System.out.println("初めてのJavaプログラム。")        // ↓
        System.out.println("画面に出力しています。")         // ↓
    }
}

これが基本的なプログラム全体の骨組みです。
まず上で「Hello」という名前を持つクラスのクラス宣言をして、その下に行うべき処理を記述するメインメソッドがあります。
また、プログラムを起動して実行すると、メインメソッドの中の文が上から順番に実行されていきます。


プログラムを書く際に基本的なルールもいくつかあります。

・単語の途中でホワイトスペースを入れてはならない
・文字列リテラルの途中で改行してはいけない
・文は原則として「;」で終わる



文字列リテラルとはメインメソッドの文の「" "」内にある文字列のことです。
「" "」で1つの単語となるため、文字列が長くなったとしても途中で改行してはいけません。


プログラムが書けたらコンパイルという作業をします。

簡単に言うと、人間が書いたコードはソースコードと呼ばれ、コンピューターが理解できる形式に変換する必要があります。
その作業をコンパイルと言います。



コンソール画面でjavacコマンドでファイルを指定してあげればコンパイルができます。
新たにクラスファイルというものができました。
これがコンピュータが理解できるファイルとなります。

コンパイルができたら実行をします。
実行するにはjavaコマンドでクラスを指定しますが、そのときファイル名で「Hello.class」としてはいけません。
拡張子をつけてしまうとファイル名となってしまうため、拡張子はつけません。

無事、画面に文字が出てきました。


これでコードを書いて、コンパイルして実行という一連の流れができました。

次回は文字列リテラルの連結や改行、数字を計算するプログラムについて書きたいと思います。